現在、ゼネコン様の元で、某寺院での石工事を行っておりまして、その模様をお伝え致します。今年春から着工しておりますが、大よそ完成に近づいて参りました。
お寺様ですので、檀家さんからもともと寄付されたもの、総墓、天水受、寺標、釣鐘堂など、既存のレガシーを最大限に活用しながら、時代に合わせて修繕し、形を変えて生まれ変わるよう心掛けました。
本堂の建物自体もこれからの寺院を思わせるような、新しいデザインだと思います。
何でも処分し新しく作る時代は終了しました。
良いものを生かし、持続できる形で残していく、これからの時代に求められるべき改修工事だなぁと考えさせられる工事でした。