3月5日火曜日、大安の今日、福井運動公園にて福井国体の御製碑の除幕式が執り行われました。
弊社も御製碑の施工者として、当日の式典を見守りさせて頂きました。その模様をお伝え致します。
御製碑(ぎょせいひ)とは、
天皇陛下が詠まれた御製(ぎょせい)=天皇陛下が詠まれた和歌、
が刻まれている碑のことであります。
式典開始12時に合わせ、会場は約200名の参列者がこられました。
この時期には珍しい快晴で、まさに「ハレの日」という感じでした。
除幕を待つ瞬間です。
テープを持つのは西川県知事、東村福井市長、東村教育長らをはじめ5名の方と、「はぴりゅうくん」です。
いつもこの時間が一番緊張しますね・・・
そして、無事に除幕されての撮影タイムです。
御製の文字を書かれた書家の今村先生と西川知事の談話を、たくさんのカメラがとらえています。
御製碑には、「あらし迫る開会前(まへ)の競技場 福井の人ら広がりをどる」と刻まれていて、
開会式前に地元の人々が吹奏楽を奏し雨の中けなげに踊る様をご覧になられて、お詠みになられたそうです。
国体マスコット達に囲まれる御製碑
前回大会の記念碑「ときのはこ」を背景に、新しく歴史を刻む御製碑
この記念碑は激戦コンペを経て、弊社でさせて頂くことになったのですが、
御製碑というのは初めての経験で、やりがいもありましたが、同時に責任と緊張感もありました。
ただ、式典でこれだけ多くの方に囲まれている瞬間を見て、この御製碑に携われて本当に光栄に思います。
多くの方の記憶に残った国体が、これで終わりを告げる寂しさもありますが、
説明碑に刻まれているように、
「その喜びと感動、誇りと自信が、末永く語り継がれる」ことを願っています。
※この御製碑は、福井運動公園 事務所から北西の位置の芝生エリア内に建っています。お近くにお越しの際は、是非ご覧ください。