福井県越前市にある、真宗出雲路派の本山、毫摂寺様にて大燈籠を建立させて頂きました。
元々、笏谷石製の大燈籠がありましたが、おおよそ一世紀以上前に建てられていて、劣化していたこともあり、この度、新しく御影石製の灯篭に再建されることととなりました。
施工中の様子です。人が立つと灯篭の大きさが比較できて、良くわかります。
高さは約4mもある大燈籠ですが、御影石の原石から、これだけ大きな材料を確保するのは、
なかなか容易いことではありませんでした。
原石を吟味して、材料の中に悪い部分が出た場合は、製作中にも取り替えたり、作り直す部分もあったりと苦労もありましたが、先日無事完成、お引渡しも終わり、ハレの日を迎えることができました。
貴重な仕事をさせて頂き、ありがとうございました。