福井県に北陸新幹線が延伸されるに伴い、観光施設において笏谷石を使われることが増えております。
その中で、先日完成しました事例を2点ご紹介します。
ともに弊社では材料製作まで行い、施工は現地の会社でされています。
◆ふくい食の國291(銀座)
笏谷石の中でも特別に濃い青手のみをセレクトしております。
この写真は東京の友人に撮ってもらったものですが、オープンからものすごく賑わっているようです。製作者としてとても嬉しいです!
上の写真を見て頂くとわかりますが、ガラスから透けてみえる青手の笏谷石がとても美しいです。
◆ふくい南青山291
笏谷石の古いノミのあとやツルメ跡を残し、荒々しいさを表現した笏谷石です。
素材の形や大きさなど、設計の方々に弊社工場へお越し頂き、材料を選定した上で、出荷致しました。
世の中的にサステナブルな要望が高まる中、切ったり磨いたりせず、こういった素材そのものの無骨さを利用した表現の仕方はこれからも増えると思われます。
ぜひ、東京に行かれた際は、お立ち寄りください