事前墓石調査を行い、墓石移転前に現況を撮影し、現在のお墓に欠けなどがないか、欠損箇所等を記録します。

工事前に墓地全体の合同おしょう抜きを行います。地元の皆様にもご参加頂き、工事の安全を願います。

墓地の入口より、順次墓石を解体していき、解体した墓石を仮置場へ移設します。また、必要であれば弊社の方でお墓に入っているお骨も大切に保管します。

大切なお墓の所有者を把握できるように、解体した墓石に番号と名前の札をつけ、パレット毎に墓石を管理します。一つ一つの部材を養生し、傷がつかないよう大切に保管します。

墓石をすべて撤去した後、既存の敷地に整地工事を行います。地盤が軟弱な場合は、地盤強化などを行い、新墓地への整地を行います。

墓地全体に共通の巻石工事をしていきます。全体に関わる巻石はこの時点で工事を完了しておきます。
※この工事は各墓地の予算、状況などに応じて変わります。

墓石が設置される場所に対して、墓石の基礎工事を行います。
写真の丸い筒のようなところが、納骨がされる予定の位置になります。事前にお墓を建てる位置を把握しておきます。

解体とは逆に、奥の方から墓石を順次建て戻して行きます。

土木工事と墓石工事を平行して効率良く行うことで納期を短縮します。工事車両がすべて抜けた後、墓参通路を最後に仕上げていきます。

工事後、戻したお墓に対し、合同おしょう入れを行い、魂を入れます。また無縁仏の法要を行います。観音様のお披露目、並びにおしょう入れも行います

お墓が整然と並ぶ新墓地が完成しました。