福井県坂井市三国町にある「風の杜」様にて笏谷石を使用した石工事をさせて頂きました。
先日、無事に完成しリニューアルオープンを迎えました。その模様をお伝えします。
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まず最初に、受付のあるロビーの壁面に笏谷石を使用しました。
石は存在感があり、一番目立つ面に集中して使用した方が良いだろうという、設計の方の判断もあり、このような形で収まりました。
壁に笏谷石を使用することはよくあるのですが、今回は2つの仕上げをミックスしています。
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一つは、笏谷石の青さがわかる磨いた面。
笏谷石の特徴は、日本人に好まれる控えめな青色であり、これがよくわかる仕上げになっています。同じ笏谷石でも濃淡や模様に差があり、そのランダムさも楽しめます。
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もう一つは、笏谷石の歴史を感じられる古材面。
古材の外側部分をそのまま使用し、昔(約100年前)の貴重なツルハシやノミの跡などが残っていて、今では再現できない仕上げです。
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仕上げツラも、出したり引っ込めたりして、笏谷石の持つナチュラルな感じに合わせてみました。
またロビーの他に、部屋の一つをフルリノベーションしたのですが、そこの玄関部分に笏谷石を使わせてもらいました。
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玄関の上がり框部分、巾木部分に笏谷石を使用しています。巾木はごつごつした感じの割れ肌仕上げにしています。
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無事に、北陸新幹線開通に無事に間に合うことができ、嬉しく思います。
風の杜さんでの宿泊を通じ、沢山の方々に福井県の、そして三国の良さを感じてもらえることを願っております。