大安禅寺 本堂 石棟・石鬼 

大安禅寺 本堂 石棟・石鬼 

4/14(日)大安禅寺様の本堂において、上棟式が執り行われました。

360年ぶりという歴史的瞬間に立ち会えて光栄であったとともに、無事に式典が終了し、関係者として嬉しく思います。

その本堂におきまして、今年の2月頃、「石棟」・「石鬼」を取付ました。

「石棟」は笏谷石で新規製作し、「石鬼」は建立当初に使用されていたとみられ、保存されてたものを修復しており、その模様をお伝え致します。

保存されていた石鬼を補修しています。ヒレの部分が欠損してましたので、ハギレ補修を行いました

補修完了の状態です。エイジング処理も行い美観を整えました
石棟に使用する笏谷石の原石です。今回はとても貴重な笏谷石の新材を使用しています。
粗切り段階です。水を吸って青さが増しています。色合わせも問題ありません。
設計図に基づいて石棟を製作していきます。
製作後、工場で全体を仮組し、製品検査を受け、いよいよ工事に入ります。石鬼の転びの角度なども計算されています。
一方、現場の方では、型板を製作し、元請の松浦建設さん、及び屋根(こけら葺き)の田中社寺さんと納まりを確認しながら進んでいきました。

施工当日、石棟が現場に運ばれました。これを屋根の上に上げます。1本あたり130kgくらいありますので安全に・・・

終端部分です。銅板の勾配に合わせ、石の又ぐりをピタッと合わせています。
無事に「石鬼」「石棟」すべてが取り付けられました。

石棟・石鬼は山門、鐘楼に続き3回目となりますが、本堂は一番メインの建物なので、

石のサイズ感も大きく、新材を使用するなど随所にこだわりがありました。

無事に完成し、昨日の上棟式にお披露目されて、とても嬉しく思います。

上棟式を終え、いよいよ終盤に入りますが、引き続き完成に向けて頑張っていきたいと思います。

4月16日の日刊県民福井にも掲載されていました