古民家 石工事

先日、古民家を改装した石工事をさせて頂きました。その模様をお伝え致します。

住宅玄関土間の他、新規門や外構部分など複数個所携わりました。

既存土間に床石を施工しています。貼り代があまり取れないので工夫しながら施工
門の前の笏谷石を伏せ直しているところです。これだけ青い笏谷石は貴重ですね!
水路側 笏谷石の縁石を計画高さに合わせ伏せ直し。解体時に番号を振ってますので、それ通りに戻します
新規門の方では、戸じゃくり付の束石、敷居、腰壁を黒系の御影石で仕上げていきます。
木と束石の角度に合わせ、腰壁を切り欠いてぶつけてます。mm単位で仕上げていきます
正面の床を張り始めたところです。約100㎡ほどあります。車が乗るため石厚35mmです。
一方、これはお客さんがお持ちだった笏谷石の古材ブロックを、半分で切断し、アプローチ用の石板に加工しました。
目地入れも行い、無事に完成しました。
花壇部分も石を切り欠いてつくってあります。

今回は、古民家の改修工事で、既存の笏谷石なども再活用しながら、新しい御影石の製作・施工も行いました。

この度はありがとうございました。