福井県坂井市坂井町長畑におきまして、地元の方から、供養塔を修復依頼を頂きました。
その内容が先日、各新聞紙面に掲載されておりました。
加賀藩士と商家の娘の悲恋を伝える供養塔だそうで、1841年に建立されたようです。
また、今回この供養塔の修繕の他に、もともと一里塚があったという伝承を基に、
笏谷石で「長畑村一里塚」の石柱も建てさせて頂きました。
石が持つ「永劫性」という特徴だからこそ、こういった伝承を後世に残せるところが、石の良い点ですね。
今回の修復が、地元の文化遺産の伝承へお役に立てれば幸いに思います。